暗い夜道の疎らな電燈
ライト・アップされた建物に
僕の叫び　水面が揺れる

ゆらゆら　ゆらゆらゆらと
前後に揺れるか縦横か
虚ろな目　何も映っちゃ居ないさ

人の波に呑まれたって
僕は僕であり続けるしかないんだから
喩え全てを忘れたって
僕は僕を認めなければならないんだから

何も解らない

消える人の列
小さな希望
薬指に巻きつけた糸
引っ張られたのか自分からか
僕はどうやってここまで来たんだろう

あいしてるあいしてるあいしてる
振り回す傘
飛ぶ水飛沫

すきだったのにすきだったのに
照りつける陽
飛ぶ鳥を落とせ！

世の中思い通りにはならないさ
道化師のようにふらふらふらふら
嫌だ嫌だ嫌だああ嫌だ
いっそ自堕落、道端の道化師に成り下がるかい？

その方が良いよきっと
このままだって良いことないもの
池の中から飛び出してみるかい？

何も思わないさ　こんな社会
消えてしまえば良いとも思う
未練残しちゃ居ないんだ
さっさとリセット・ボタン

美味しいものが食べたかった
美味しいものが飲みたかった
新しい友達と仲良くしたかった

そんなのタカが未練さ
くだらない　くだらないくだらない
自堕落の私は何も感じない

何が悲しくて何が悲しくないとか、
何が必要で何が要らないとか、
それならもういっそ何もかも捨てちゃえば？って
思いたくなるのが僕の性

掃き溜めの様な教室も、
塵でより集められた人間も、
意味のないもののはずなのに
そこに存在しているから不思議だ

誰が存在して良いとか
誰が存在しちゃ駄目だとか
それは支配権を持ったただ一握りの
しがない人間に決められること

神様が決めてくれる
閻魔様は見てる
いつまで子供だましに乗っかってるんだ？

躊躇ないよ　始めたら
水泡の様に軽く消せる
見境ないのは誰だろうね？
究極の屈辱　味わえば良いよ
君にはその資格がある
さあどうぞ　君に最大の侮蔑を