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いつかそんな歌があってね
話し出した君
喫茶店のコーヒーはもう冷たくて
僕のカフェオレなんか当に無くなっているのに
恋人を失った男の人が
(…あ それは冬の日なんだけど)
女の人のお葬式にもお墓にも行かなくて
ただ一人で林の中に立ってたの
そんな話をしたのは今が冬で
それもその話に出てくる林の前だからだろうか
雪が積もっている外を眺めて
夕日に照らされた白を眇める
男の人は勿論悲しかったんだよ
愛してたのにいきなり死んじゃったから
でも 男の人は泣かなかったの
絶対に泣かなかった
君はそこまで話すと僕の手をとった
冷たさと暖かさが交じり合う
今度は一緒に居てくれるよね と
懇願するような眼差し
その話がね 歌になったの
恋人を失った悲恋の歌だって
私も聴いて 泣いちゃった
だから 何処にも行かないでね
ああ 君は忘れている
その話の二人は君と僕
君は僕を置いて旅立ってしまったのに
その事実だけを忘れている
僕も死んで冥界のここで会った
君は今まで会っていない日々がたったの一日だったように
僕に笑いかけて
一緒に何か飲みましょうと言った
泣かなかったんじゃない
泣けなかったんだ
君を失ったことを認めたくなくて
涙はあの日に封印したんだ
ねえ…私は覚えてるよ
あなたのことが大好きだったって
でも知ってるの
涙を売って私との記憶をなくしたこと
話し出した君
喫茶店のコーヒーはもう冷たくて
僕のカフェオレなんか当に無くなっているのに
恋人を失った男の人が
(…あ それは冬の日なんだけど)
女の人のお葬式にもお墓にも行かなくて
ただ一人で林の中に立ってたの
そんな話をしたのは今が冬で
それもその話に出てくる林の前だからだろうか
雪が積もっている外を眺めて
夕日に照らされた白を眇める
男の人は勿論悲しかったんだよ
愛してたのにいきなり死んじゃったから
でも 男の人は泣かなかったの
絶対に泣かなかった
君はそこまで話すと僕の手をとった
冷たさと暖かさが交じり合う
今度は一緒に居てくれるよね と
懇願するような眼差し
その話がね 歌になったの
恋人を失った悲恋の歌だって
私も聴いて 泣いちゃった
だから 何処にも行かないでね
ああ 君は忘れている
その話の二人は君と僕
君は僕を置いて旅立ってしまったのに
その事実だけを忘れている
僕も死んで冥界のここで会った
君は今まで会っていない日々がたったの一日だったように
僕に笑いかけて
一緒に何か飲みましょうと言った
泣かなかったんじゃない
泣けなかったんだ
君を失ったことを認めたくなくて
涙はあの日に封印したんだ
ねえ…私は覚えてるよ
あなたのことが大好きだったって
でも知ってるの
涙を売って私との記憶をなくしたこと
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