黒　黒　黒
真っ黒な闇

白　白　白
真っ白な光

刃に光る闇を嘗め
闇色の扉は光へ通ず

純白の花嫁よ参られたし
漆黒の花婿よ参られたし

緋色など存在はせぬ
ただ黒と白を

鎖で繋がれ光へ堕とされ
もがき続ける闇の者

私は一体どちらでしょう

赤に？青に？
緑に？黄色に？
黒く？白く？


得意げに笑った君は銃を肩に担いで

岩の上に座る僕の隣に立って

自慢のブロンドの髪なびかせながら

僕に心底楽しそうにそう言った。


赤に？青に？
緑に？黄色に？
黒く？白く？


疑問をぶつけると君はまた笑って

虹色さ

と

ココロハメニミエナイケド
これだけはわかる

アナタニフラレテ
わたしはつらくて

ドウシヨウモナカッタカラ
じぶんをきずつけて

ソシテソノトキニ
こころまできずつけてしまって

カラダニツイタキズナガメルタビ
わたしはいきてるとおもう

ココロニツイタキズハ
えいえんにきえない

ダカラワタシハ
ずっと

ズタズタのココロを
持ち続けるんだ