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いつも楽器を奏でる指は
細く空へ伸びていた
服の裾をひらひらと
陽の光はやがて消えて
月の光もやがて消えて
流れ行く雲も見えなくて
小さく小さく歌ってた
小さく小さく奏でて
小さく小さく泣いた
細く空へ伸びていた
服の裾をひらひらと
陽の光はやがて消えて
月の光もやがて消えて
流れ行く雲も見えなくて
小さく小さく歌ってた
小さく小さく奏でて
小さく小さく泣いた
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なんか嫌になったから
腕を切り落とした
なんか嫌になったから
心臓を止めてみた
なんか嫌になったから
炎に包まれてみた
そんな自分が嫌になったから
これからも生きてみることにした
俺は人間には見えないモノ
名前はない
俺の仕事は人に死を託宣すること
耳元まで近づいて そっと囁く
私は 自分が死ぬ
それを解っていた
だっていつだったか
死神が私に囁いたもの
『お前は終わりだ』
って
名前はない
俺の仕事は人に死を託宣すること
耳元まで近づいて そっと囁く
私は 自分が死ぬ
それを解っていた
だっていつだったか
死神が私に囁いたもの
『お前は終わりだ』
って