あたしの未来
ずっと暗くて
先に光があるなんて
思ってなくて

でも君があたしの前に
現れてしまったから
暗くて闇の中だった未来が
白くなってってしまった

その責任は取ってもらう
黒い世界に
ようやく慣れたのに
君があたしを照らすから…

黒い影は今　なりを潜めて
白い光を虎視眈々と狙ってる
だから　それを防ぐために
君と時を刻もうか？

愛しい　愛しい
愛しくて愛しくて
しょうがないよ

苦しい　苦しい
苦しくて苦しくて
倒れてしまいそう

あたしにそんな感情を
もたらす君が憎いよ

でもそれと同じだけ
あたしは君が好き。

ガラクタの街を歩くと聞こえる
俺に響く電子音

“ソコカラ先へ行クナ”
“ソンナ所ニ踏ミ込ムナ”

電子音と言うより命令
俺は無視するそんな音。

でもその電子音の云うことは正しくて
俺はいつも面倒な目に遭っている

今日くらいは信じようか？
でも命令口調に従うのも癪なんだ


ある日　外に出なかった
鳴り続ける　頭の中の電子音

鬱陶しい
まるで
本当に危険なのは家の中

電子音が鳴り響く

“電磁波ヲ捨テロ！”

身体に悪いと解ってはいる
でも電磁波は現代から失くすことは出来ない


俺は今日もガラクタの街を歩く
電子音の意のままに