月の下で踊ろう
灯りは無くとも

囁きは夢のごとく
甘美な響き

舞台は研究室
それとも野外

踊り続ける人形には
関係ないことだけど

倒れるなんて以ての外
ずっと舞い続けなさい

踊りこそ愛情を
示す為のものなのだから


常に真剣一発勝負
負ければ即退場
愛情模擬試験を
勝ち上がるのは
一体　誰？

暑い夏の夜
たぶらかして攫って来た君
目の前で小さくなって
凍えて震える

僕の頭は
この暑さでやられてしまったか
元々そんな
出来た頭でもなかったけれど

不意に華奢な身体抱きしめて
耳元で囁く毒の言葉
君の涙が僕を濡らす
ああ　ごめん

まだ足りないみたいだ



雲の切れ間の星を見て
呟く言葉は何だった？
遠い空ばかり見つめないで
たまには僕の目を見てくれよ

小さな頭で
必死に考える君の姿
すっと近づいて
一生僕のものにしてやろう

不意に華奢な身体抱きしめて
耳元で囁く愛の言葉
君の吐息が僕を焦らす
ああ　ごめん

まだ足りないみたいだ

些細なことが
とても大きくなる瞬間

その時を
私はまだ知らなかった

遠くなる背中見つめて
後悔に苛まれる日々

謝ろうと思えば思うほど
君を見れなくなる罪悪感

本当の原因がどっちにあるなんて
そんなの解らない

ううん違う
本当の原因　私が悪いの

だから謝りたい
でも謝れない

ごめんなさい　
ごめんなさい

君に謝るのは
まだ当分先になりそうです