いつになったら良いのかなぁ。
いつまで待てば良いのかなぁ。
辛い辛い辛い。
でもでもでもでもでもさ、
今日は珍しいものが見れたよ。
その名も、
鬼の目にも涙。

ヌクモリなんて、所詮夢よね。
なんて
そんな悲しいこと言わないで。

だけどそれを私が言えたもんかしら？
珈琲にミルク一滴
輪のように広がる白。

ヌクモリなんて、所詮夢。
夢よ夢。くだらない幻想。

だって違う？
待ったって行動したって、
どうせ得られないものなのよ。

ヌクモリなんて。

お金より何より、
今私に一番必要なのに。

ヌクモリなんて、

ユメを見たの。

アナタに「大好き」って言われるユメ。
アタシは嬉しくて嬉しくて、
気付けば空を飛んじゃったみたい。
アナタがすっごく小さく見えたの。
しばらくして降りてきたアタシを
アナタは笑顔で迎えてくれた。
嬉しかったけど、飛ばないように努力してた。

日が暮れちゃって月が出ても、
アナタはアタシの傍にいてくれた。
寒かったら抱きしめてくれるし、
お腹がすいたと言ったらお菓子をくれた。

ユメだと解っていても、
アタシはアナタが大好きです。
アナタは今はいなくても、
アタシはずっと待ってるから。
だから早く。
早く帰って来て！