走り出せとの啓示
何処へだと僕の問い
君は手をのばしていた
川向こうの白い橋

飛び出せとの啓示
何故だと僕の問い
君は手をのばしていた
川向こうの白い橋

繋げ　繋げ
永遠に続く
認め　許せ
僕と君の自由

ごらん白い雲だよ
あの橋と同じだ
動かなくなる身体
空に手を這わせて囁く


射殺せとの啓示
誰をだと僕の問い
君は手をのばしていた
川向こうの聖母^{（マリア）}に

異人館にあるよ
僕の夢だよ
黒船が来る　もうすぐ来る
さぁ射殺せ焼き殺せ

繋げ　繋げ
永遠に見える
認め　許せ
白い橋の意思

ごらん白い雲だよ
あの橋と同じだ
動かなくなる身体
空に手を這わせて囁く

総てを消す
純白に成れと

虚無に続く連帯感
距離が見える喪失感

解らない　解らない
君の感じた哀しみは

遠すぎて　遠すぎて
君と僕の感覚の差


海中の中の光
木漏れ日の山
どこでだって会ったね
君はいつも僕より先回り
溜息混じりに言うのさ

「また来たの？」


一人が嫌だったから逃げてるって
そんなの自分が一番　解ってるはずなのに

どいつもこいつも屑だらけ
足元の塵は風に飛ばされ


虚無に続く連帯感
距離が見える喪失感

解らない　解らない
いつも大事なことだけ

遠すぎて　遠すぎて
空に見えるあの碧は

ずっと　ずっと
消えない虹のようで